菊伝について

「海苔DINING 菊伝(きくでん)」は、1944年創業の株式会社菊大が、長年培ってきた海苔づくりの技と目利きを活かし、自社製の焼海苔をもっと多くの方に味わっていただきたいという想いから、2023年に誕生した海苔屋が贈る海苔が主役のおむすびと惣菜のお店です。

神奈川県小田原市にて、地域初のトレーラーハウス型店舗としてスタートした「菊伝」は、気軽に立ち寄れるスタイルながらも、上質な素材と丁寧な手づくりにこだわったおむすびと惣菜を提供しています。

忙しい日々の中でも、思わずほっとひと息つけるような、そんな“ひと口のよろこび”をお届けすること。地域社会に貢献できる店づくり。

そして、単にものを売るだけの場所ではなく、人と人のぬくもりや商いを通じて生まれる絆を大切にしたいという想いを込めてこの店を「菊伝商店」と名付けました。

菊大について

昭和44年、小田原市高田で創業した株式会社菊大は、九州・有明海や瀬戸内海など、全国の名産地から厳選した海苔を仕入れ、焼海苔や味付海苔を中心に扱う海苔専門の会社です。

創業者・菊場庸雅(静岡県沼津市出身)は、大仙食品工業で海苔の仕入れや販売を担当した経験を活かし独立。社名は、苗字の「菊」と修業先の「大」から一字ずついただきました。

創業当初は海苔の卸に加え、煮干や若布などの海産乾物を旅館や問屋へ届けることから始まりました。

現在では、焼海苔・味付海苔のほか、銘茶や花かつおなども扱い、スーパーや量販店、贈答品や仏事など、幅広いシーンでご利用いただいています。

当社では、お客様の用途に合わせて(やわらかさ⇔かたさ、厚手⇔薄手)海苔を選び、あえて大量生産を行わず、少量生産・受注生産で製造。

焼き上げ美からお届けまでの時間をできるだけ短くし、焼きたての香りをそのままお客様へお届けしています。日々の食卓の笑顔を想像しながら、ものづくりを続けています。

令和5年には、自社の海苔をもっと身近に楽しんでいただくため、おむすびを主役にした直営店「菊伝商店」をオープンしました。

明治初期、塩干関係の事業を営んでいた「菊伝商店」が現店舗の前身であり、その想いを受け継いでいます。

おにぎりを通して地域に海苔の美味しさを広め、メーカー直営だからこそできる品質と価格で、本来の海苔の味わいをお届けします。

旬の食材を使い、一つひとつ手作りしたおむすびで、地域の皆さまに喜んでいただけるお店を目指しています。